様々な症状の治療を1台で【ミナト医科学】
理学療法機器「KTシリーズ」発売
ミナト医科学(社長=栗栖信之氏、大阪市淀川区)は、低周波治療器・干渉電流型低周波治療器組み合わせ理学療法機器のカイネタイザー「KTシリーズ」を発売した。KTシリーズは同社独自の低周波治療モードに加え、干渉低周波治療、微弱電流治療、高電圧治療(KT―108HとKT―104Hに搭載)、バースト治療(NMES)など多彩な治療モードに対応。患者の症状や治療部位に応じた各種低周波治療を1台で実現する。
KTシリーズは同時に複数部位の治療や多人数の治療に対応する8チャンネル仕様のKT―108と、コンパクトなボディで対面治療時の操作性を追求した4チャンネル仕様のKT―104をラインナップした。
装着しやすいスリムフィット導子をさらに進化させ、優れた保温性で装着時の冷たさを解消した。衛生面が気になる接触面も患者ごとにコットンパフを交換することで、常時、衛生的に保つことができる。導子コードの配線を見直したことで、異物の付着を抑え、詰まりを低減させる。
操作性を向上する『カスタムモード』と『セレクトモード』の2つの操作モードを搭載した。カスタムモードはチャンネルごとに治療モードと治療時間を設定し、患者の容態に添った治療が行える。一方、セレクトモードは治療部位の指定と『急性/慢性』の選択をするだけで、プリセットされたプログラムによる治療ができる。
導子やコードの吸引回路内の汚れを掃除する機能として、電源投入時に自動で清掃する機能と、チャンネルごとに任意のタイミングで清掃を行う『お掃除モード』の2つの機能を搭載した。
希望小売価格(税別)はKT―104が305万円、KT―108が355万円、KT―104Hが320万円、KT―108Hが375万円。