急性期から回復期まで1台でカバー【東機貿】
「新生児・小児用人工呼吸器」発売
東機貿は8月1日から、新生児・小児用人工呼吸器「インファントベンチレータSLE6000」の販売を開始する。
インファントベンチレータは旧モデルSLE5000まで急性期の呼吸管理をターゲットにしていたが、新モデルSLE6000では、SLEシリーズの特徴であるバルブレスシステムと、パワフルなHFOを継承しながら、新生児の呼吸管理のトレンドに対応できるようネーザルデバイスを強化した。
SLE6000は経鼻的持続陽圧呼吸療法(nCPAP)と高流量鼻カニュラ酸素療法(HFNC)を行うことが可能で、急性期から回復期までの新生児の呼吸管理を1台でカバーできる。
これら機能により、総合周産期母子医療センターのような、重症児に対応する大規模なNICU(新生児集中治療室)を有する施設だけでなく、回復期の新生児中心のNICUを有する施設でも使用でき、幅広い対象とさまざまなニーズに応えることが可能となる。
また、医療従事者の視認性を確保しながら、早産児に対する網膜への刺激を最小限に抑えられるようにユーザーインターフェイスを開発した。シンプルなレイアウトにもこだわり、操作性・視認性の両立を実現している。
さらに、バッテリー駆動時間は他社製品には類を見ない最大3時間となっているので、災害時の一時的な停電の際にも、安心して使用できる。
SLE6000に関する問い合わせは同社クリニカルケア製品部(☎03―5762―7251)へ。