業界団体

決算と役員一部変更を承認【JIRA】

「2019年度定時総会」を開催

「2019年度定時総会」会場の様子

日本画像医療システム工業会(会長=新延晶雄氏、JIRA)は6月6日㈭午後3時から、東京・大手町のKKRホテル東京で「2019年度定時社員総会」を開催した。

総会は司会の稲葉潔理事が「総会員数202社中、委任状提出を含め出席136社」と総会の成立を宣言し、開会した。

このあと、議長に新延会長を選任し、議案の審議に入った。議案は2018年度決算報告と、役員の一部変更の2件。いずれも稲葉理事が報告、説明を行い、原案通り承認、可決した。

このうち、役員の一部変更では理事企業の担当者の交代にともない、GEヘルスケア・ジャパンの多田荘一郎理事が退任し、新たに同社の毛受義雄氏が理事に就任した。

引き続き、報告事項として、事前の理事会で承認された2018年度事業報告と、2019年度事業計画・収支予算の内容が報告された。

なお、2019年度事業計画では基本方針として、①画像医療システム産業発展への貢献②ICT技術を活用し医療に貢献③医療、医療システムの国際展開を支援④JIRA基盤活動の充実--の4点の重点テーマを掲げ、部会や委員会で各種活動を展開していく。

具体的には、①の画像医療システム産業発展への貢献では▽政府の政策への提言活動の強化▽学会・職能団体・他工業会・企業などとの連携強化▽JIRA関連産業の振興--などに取り組む。②のICT技術を活用し医療に貢献では▽IT産業、医療系ベンチャー企業の支援▽医療機関との情報共有--などを推進する。

③の医療、医療システムの国際展開を支援では▽DITTA活動の推進▽海外進出支援--を展開する。④のJIRA基盤活動の充実では▽広報活動の強化▽調査・研究活動の強化▽事業拡大に向けた活動推進--を進めていく。

「JIRA会長表彰式」を挙行

総会終了後は「2019年度JIRA会長表彰式」が行われ、JIRA事業活動に貢献した17名に、新延会長が表彰状を授与し、その長年の尽力に対して敬意を表した。

表彰された17名は次の通り。

▽吉永義勝(安西メディカル)
▽村地正行(三協)
▽遠藤裕(富士フイルムメディカル)
▽高梨哲行(サンリツオートメイション)
▽谷川勝哉(島津製作所)
▽舟橋真人(富士フイルム)
▽小堺一生(富士フイルムメディカル)
▽原真(ジェイマックシステム)
▽平田泰三(シーメンスヘルスケア)
▽多田荘一郎(GEヘルスケアジャパン)
▽諸岡直樹(AIグループ代表)
▽菊地大(放射線治療計画プログラム専門講習会分科会代表)
▽傳法昌幸(インジェクタ装置専門講習分科会代表)
▽色紙義朗(産業戦略WG代表)
▽細沼宏安(WG―7125代表)
▽元木満(JIRA)
▽森雅嗣(JIRA)